MADHONEY
企画/ミソラプロジェクト・鈴木大智
監督・脚本/渡辺文明
出演/美空しいら
上小林栄明
武田ひろみ
佐々木優羽(児童劇団スイートピー)
小野寺克之
大友文紀
高井康裕
田上良子
香田志麻
恵理
美和子
時間/20min・color
撮影/ミソラプロジェクト撮影部
編集/webb仙台
メインテーマ/カガヤマシュンスケ
エンディング曲/Dutch Money ( s) "ROUDOU"
協力/
Iさん夫妻・大友家の皆さん・岩沼市の皆さん・名取市の皆さん
七ヶ浜町の皆さん・佐渡島の皆さん・小野夏輝
STORY
急逝した兄・田所信英の妻と婚約した弟の信助は、姪の桃子に振り回されていた。
レストランに連れて行けばラーメンがいいと言われ、ホラー映画に連れて行けば途中で出て行ってしまう始末。
それを義姉であり、婚約者の月子に話しても全然つれないそぶり。
←主人公・田所信助の姪の桃子
その上、田所グループの社長を任された信助は、ストレスがたまる一方。
会社を逃げ出そうとしても、桃子は執拗に追いかけてくる。
桃子のドライブの誘いにのるも、車は盗難車。桃子のはちゃめちゃな行動に信助はとうとう桃子を車ごと置き去りにするが、激怒した桃子に怪我をさせられてしまう。
その"お詫び"なのか、信助の家の前にはおでんが...
根は優しい子だと信じている信助は、桃子の心を探るために、兄・信英に扮装して桃子に会い、聞き出そうとするが
「あの人なんて、この世からいなくなってもいい」と言われてしまう始末。
ショックを受けた信助だが、この結婚を成功させるために新たな作戦を考える。
彼は、いろんな男性を桃子に紹介し、彼女の心の安定を計ろうとする。
(この場面はロングバージョンのみ)
やはり"何故か"協力的ではないミステリアスな義姉・月子。
遂にパーティー会場にて、桃子を酔わせて本音を聞き出すことに成功したのだが...!?
(この場面はロングバージョンのみ)
桃子のこの表情に、一体何が隠されているのか。
↑10年前の桃子と、信助
製作秘話
もともとは2022年のクリスマスに向けて制作される作品「2022年のクリスマス」であったが、制作が遅れたためにサブタイトルであった「MADHONEY」に改題。
今までのスタイルであった「演劇的な視点」を捨て、純粋に映像としての画を求めた作品に仕上がった。
制作決定後"ローズマリー"という名前の子持ちの少女の話を考えていたプロデューサーが、たまたま「ヒマラヤオオミツバチのハチミツ収穫」の番組を観ていたが
その一ヶ月後に「熊が蜂蜜を舐めて酩酊状態で捕獲された」というニュースが流れた時に、このタイトルを思いついたとのこと。
また同時期に、美空しいらが来ていた黄色い古着を観ていた通りすがりの女性が、すれ違いざまに「何あの派手な人」と呟いたこと。ここで桃子というキャラクターが決定した。
元々サイケデリック音楽が好きな監督が、"ハチミツのように甘く粘っこい"のはこれだと思い、全篇を通して流れることに。
音楽のセレクトも、好きに人にはそのグルーヴ感がたまらず、嫌いな人にはガチャガチャとうるさいように聞こえることがポイント。
本作の脚本は「引っこ抜く」ことを強調されており、一度見ただけでは何が何だかわからないように作られている。二回観て初めてその意味に気づくように作られた。
本作のエンディング曲Dutch Money ( s) "ROUDOU"は、曲のドロッととろけていく感じがマッチングしていると急遽決定した。
収録されているアルバム情報はコチラ
また、同バンドの白獅子氏のご案内で ニッポンコネクション
に応募することが決定した。
予告編はコチラ(「2022年のクリスマス」のタイトルのままです)
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